015水道管の引き直しと害虫駆除を考える。DIYか外注か。

中古で買った家のセルフリフォームを始めて3日ほど経過しました。なかなか大変ですが、やりがいはあります!
いらない部分の解体から進めていて、進捗は、キッチンと押入れがバラバラになって部屋がスッキリしてきました。キッチンの場所変更に伴って水道管を移動したいなって思ってます。が、コレ自分でできるのかなぁ?
リフォームの進捗状態
タイトルの話題の前に、まずは今の状態をおさらいします。前回は押入れ、前々回でキッチンの解体と撤去が終わったところです。余計なものがなくなり、だんだん室内がすっきりしてきました。

前々回のキッチン解体の記事↓↓
前回の押入れ解体の記事↓↓
だんだん部屋がスッキリしてきたんですが、まだまだやることは盛りだくさんです。タイル壁の解体、壁の張替え、床の張替え、上下水道の配管やりかえ、キッチン新設などなどなど・・・
いろいろやることあるんですが、その中で一部外注することを考えています。なるべく自分でぜんぶやりたかったんですが、自分でやるにはちょっとハードルが高い事、自分の知識、ノウハウが足りないので頼んだほうが確実という項目もいくつかありまして。
結果的に外注したのが下記の3つ。
2、ガス管の移設
3、害虫駆除、防虫剤散布
ガス管以外は自分でもやってやれないこともないんですけどね。詳しく見ていきましょう。
外注する工事内容について
1、給水管の移設
キッチンの場所移動をするので、給水管と排水管も移設する必要が出てきました。調べたらそんなに難しいことはなく管の分岐や延長はやろうと思えばできるような気がしてきました。
水についてはHI管(藍色の塩ビ管)という種類の管を使います。既存のHI管を適当なところで切り落として、エルボ(L字継手)やチーズ(T字継手)を専用接着剤でつないでいくだけで施工完了するので割と簡単です。
エルボ(L)とチーズ(T)と(I)↓↓

上の画像のエルボ・チーズは灰色でVP管用です。HI管用(HIVP)は藍色なので色を合わせて使うと良いです。
・給水管をキッチンの目的の位置までつなぐ
継ぎ手を使いながら床下を這い回して、キッチンのシンク下で立ち上げて金属の内ネジがついているエルボを接着剤でつける。
・給水栓(いわゆる蛇口)のネジ部と接続する
文字で書くとこれだけです。管と継手を接着剤でつないでいく作業はちょっとしたプラモ感覚かもしれません。そこまで難しい工事ではないんですよね。漏れは自己責任ですが。
でも水は簡単だけど、お湯はちょっと難しいんですよね。
HT管(赤い塩ビ管)なら水と同じように接着剤でいいのですけど、この家はもともとお湯は銅管で来ているので、接着にはロウ付けで繋ぎます。
ロウ付けというのは、溶かした金属で接着する方法で強力なはんだ付けのようなイメージです。ガスバーナーで接続部付近を炙って銀蝋を溶かし込んで接合します。
銅管のロウ付け↓↓

はんだ付けは”はんだ”を使います。はんだは鉛とスズの合金で柔らかく、融点が低めで扱いやすいです。ロウ付けは”銀蝋”を使います。接着不良を防ぐためにプライマーを使ったりするらしい。
やり方は理解できるんだけど、ぶっつけ本番でやるのは、ちょっと怖いのでやめました。床下の見えないところで漏れでもしたら大惨事ですし。
なので水道移設工事は業者さんにお願いすることにしました。どうせ頼むなら、水もお湯も一緒にやってもらいます。
1、タイル壁を壊して旧給水管にアクセスできるようにする。
2、床板を剥がして新給水管を通せるスペースを確保する。
3、新キッチンのシンク位置までHI管(水)と銅管(お湯)を引っ張る
4、新洗濯機位置までHI管(水)だけ分岐させて引っ張る
1と2は自分でやります。
3と4は業者さんに依頼します。
もしかしたら、4の洗濯機の話がはじめて出てきました。新洗濯機置き場は画像右奥に配置することにしました。このレイアウトならお風呂も近いですし悪くないと思います。
キッチンと洗濯機のレイアウト↓↓

それに合わせてキッチンと洗濯機の排水管も設定しないといけないですね。まあ、排水こそ接着剤つけて繋ぐだけでいいので自分でやりますけどね。洗濯機パンも新しくつける必要がありますね。
さて、では水道業者さんにざっと見積もりをお願いします。
こんにちは。
カクカクシカジカ・・・中略・・・
こんな工事をしたいんですが、概算だとどれくらいでできますか?
水道屋さん
5万円くらいでいけると思いますよ?
邪魔なものが無くてすぐに工事できるなら1~2時間程度で大丈夫です。
相見積は取らなかったけど、そこまで高いと感じなかったので、お願いすることにしました。
2、ガス管について
続いてガス管です。
1.旧キッチンに接続されていた既存のガス管を途中で切る。
2.新キッチン用の新しいガス管出口を外から通し直す。
3.ガス管に専用の口金を取り付ける。
4.最後にガスコンロと接続して、ガス漏れのチェック。
っていう工程です。ですが、これはそもそも、やりたくてもできない工事なんです。というのも
『ガス可とう管接続工事監督者』の資格が必要になるので
否応なしにガス屋さんにお願いすることにします。
仮にできたとしても、ガス漏れの心配とか、ガス漏れチェック用の機械もノウハウも必要だしね。
さて、ではガス屋さんざっと見積もりをお願いします。
こんにちは。
カクカクシカジカ・・・中略・・・
こんな工事をしたいんですが、概算だとどれくらいでできますか?
ガス屋さん
2万円くらいですかね
とのことでした。では、また後日、解体が進んで作業できるようになったら頼みますので、その際はよろしくお願いします!
3、害虫駆除について
とにもかくにも昭和57年築という古い家でございます。幸いにも1F部分が車庫になっていて、居住スペースが2Fで地面から浮いているから、まだ虫は少ない方だと思うんだけど、
ゴキブリとかが住み着くなんてぜっっっっっっっったいイヤヨォォォォォォ!!!
って声を大にして言うもんで、業者さんにお願いすることに。というか、いつの間にかすでに依頼されていました。
Σ( ゚д゚)ハヤッ!
自分で防虫剤買ってきて散布しても良いんだけどね。でもプロみたいな薬剤噴霧器みたいなのだと数万円かかるしね。
しばらくして届いた見積もりを見ると
高いなー(´・ω・)
でもしょうがないね。
安心料ってことで。
でも、あとから考えたら、自分で買って自分で撒いても良かったかなってちょっと思います。だって、薬剤の効果なんて何年も持つものじゃないだろうしね。
それなら、年に1回でも定期的に、春前にでも巻いたほうが効果的なんじゃないかと。まあ将来、虫に悩まされるような事態になったら考えよう。
以上、この家のリフォームで業者にお願いすることは、これで全部です。
そのほかの工事は全部自分達でやります。頑張ります!
そんじゃ、今回は このくらいで。次回もちょっと寄り道の話かも。だから、早くリフォームの続きが見たい方は飛ばすか斜め読みしつつでオナシャス。
つづく
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