029和室を洋風にリフォーム!畳を撤去して床板をDIYで張ってリビングにしていく

和室から洋室化。今回はちょっと古めかしい雰囲気の和室をダイニングキッチンと合わせて洋風にDIYでリフォームしていこうと思います。
前回は、システムキッチンを買ってきてぶち込みました。
前回の記事#028キッチン施工↓↓
キッチンはまだ蛇口や蛍光灯、換気扇など未完成な部分もありますが、そこはちょいと後回しにします。
なぜかというと、あと10日しか時間がないからです。
今住んでいる賃貸マンションの部屋を出なきゃいけないのです。管理会社に言っちゃいましたから。
今月末に部屋を出ますんで
だから一刻も早く最低限の空間を”住める状態”に持っていかなきゃいけないわけです。
そんなわけで、早速Let’s DIY!
和室を洋室にするために必要なこと
まずは、現状の和室です。4.5帖の小さい部屋です。


全体的に茶系の色で部屋全体が暗く感じますね。南向きの窓からは光は入ってきて採光は良いんですが、なんか古臭く見えます。別に和室が嫌いってわけではないんですけどね。
では、和室を洋室にするために必要なことを整理します。
- 畳を剥がし床板を張る
- 壁を1枚追加する
- 柱を塗装し直す
- 壁を前に張り出す
- 壁、天井に壁紙を貼る
- 窓周辺をキレイにする
補足すると、
1.については、畳を剥がすだけだと畳の厚み分だけ床の高さが下がって段差ができちゃいます。だから木材と板で床を嵩上げする必要があります。
2.の壁の追加というのは、以前、ダイニングスペースの押し入れを壊しちゃいました。石膏ボードだったから家の構造にはほぼ効いていないんですけど、気休めで開いたスペースに壁を1枚入れようと思ってます
3.の柱塗装は現状めっちゃ汚いんです。タバコのヤニがこびりついて、何回拭いても雑巾が汚れる。。。っていうのと雰囲気の良い色に変えたいという思いで塗りなおします。
4.の壁を出すというのは、和室というのは柱よりも壁面が下がっている真壁という作りになっています。一方洋室は壁面が平らです。なので、”ちゃんとやるなら”壁を張り直す必要があります。
5.は説明するまでもないですが、明るい部屋にするために壁紙貼ります。
6.は現状障子が内窓に入っているのですが、どうするか考え中です。ただ撤去してカーテンでもいいんですが、せっかくある内窓を活かしたいと思ってます。2重窓は室内の温度変化を抑える効果もあるので、節電にも寄与しますし。
畳を剥がし床板を張る
それでは、さっそく畳を床にしていきます。
畳を剥がしましょう。
畳を剥がして廃棄する

昔の、、、畳で、、、なかなか重いです。
剥がして引き起こすのは、簡単ですが、これは後で捨てなきゃいけないですね。
で、リフォームの話からちょっと脱線するんですけど畳の捨て方でスムーズに行かなかったんですよね。
普通、市の処理施設で産廃を引き取ってくれるケースもあるんだけど、大きいものだと寸法によって料金が結構変わってくるんですよね。畳は長手方向の寸法が1.8mくらいあるんですが、処理施設の引取料金が1m超で1000円/個で1m未満が200円/個になるんですね。うちの市の場合。
枚数が多いからこの部屋の畳はそのままだと4枚と半畳で4200円。上の階にも和室の畳があるから全部で16枚になるので処理料金だけで16000円。
Wow!ちょっと高いねぇ
んで、これを半分に切ると1畳で400円になるわけですよ。16.5枚分✕400円だと6600円で1万円くらい浮くわけですよ。そりゃあ
しゃあない。切るか。
ってなりますよね?え?ボクだけ?まあいいですよ。粛々と切りますよ。
さて、何で切るか。。。
畳はい草が編み込んでいるから、丸のこは絶対ダメだよね。繊維が多く絡んでいるものは回転工具は巻き込んじゃって危険なのでNGね。下手したら死ぬよ。
のこぎりも合わなそう。じゃあカッターか。

うん。カッターが一番切りやすいかな。
表面から何度かカッターで切り込みを入れて、バキッと折って、裏返して切って・・・大変だぁ!だんだん手に力が入らなくなってくる・・・
実は最初の1枚は400円すらケチろうとして8つくらいに切り分けて燃えるゴミに出したんだけど、カットするのが大変過ぎて1枚で挫折しました。

よし畳を剥がし終わりです。畳を剥がしたらその下はホコリというか木の粉なんかが、ものすごいです。ちょっと掃いただけで、ぼぅぶぅわっほうっっってホコリが舞うのですよ。
つД`)・゚・。・゚゚・*:.。..。.:*・゚
こりゃイカン。
ここで昔の人の知恵を借りて、ちぎった濡れ新聞紙を撒いてみました。

うん。
ホコリを吸着してくれて、あまり舞わない。
(・ω<) 昔の人の知恵はGood
じゃあ集めて捨てちゃいましょ。
ふぅ~疲れたぁ。あれ?外は真っ暗だ。今何時だ?・・・・・・ん?2時!?ねみぃわけだ、Zzz…(´~`)次の日に備えて、早く帰って寝よー
そして夜が明けた
おはようございます。早速続きの工事を進めます。
床を嵩上げする
床は畳を撤去した分、一段下がっているので、根太(角材)を敷いて床の高さを調節します。
使う角材は幅40mm✕高さ30mm。その上に12mmの合板を置き、床の高さを42mm上げます。

長さ75mmのコーススレッドというビスをインパクトドライバーでバンバン打って根太を床に止めていきます。根太同士の間隔は300mmピッチで配置していきます。
300mm間隔で配置していきます。

このベニヤの下もキッチンの床と同様、断熱材は入っていないでしょう。でも、わざわざベニヤを剥がしてスタイロフォームを入れなおすのは、ヒジョーに手間なので、この上に敷いていきましょう。

じゃあ、スタイロフォームをはめて、合板で蓋をして、コーススレッドをバンバン打って止めていきます。んー音はバンバンではなくキュイーーーーーーーン・・・ガガガガッっていう感じかな。ん?どうでもいいって?
ともあれ、合板を部屋の形に合わせて切って嵌めて止めていき、どんどん床になっていきます。ほぼ仕上がりました。あと1枚。

よし、床がいい感じになってきたところで、ちょっと壁をみてくださいよ。

エアコンの右側なんだけど、砂壁をバコっと抜いてみました。これは何かというと、画像で壁の穴から紐が垂れているのがおわかりだろうか?
実は、壁の中に配線を通そうと思って穴を空けました。この上の階にも部屋があるんだけど、TVのアンテナ線(同軸ケーブル)とLANケーブルを通したかったんです。
今、画像に写っている位置にインターネット用のモデムとルーターを置く予定なんだけども、LANは有線の方が安定するでしょ?外から来ているアンテナ線も下階に通したいし。
ホントはケーブルを通す用の中空になっているフレキ管っていうのがあって、プラスチックの蛇腹パイプです。それを壁内に通しておけば後からでも配線しやすいんだけど、その配管の直径が太すぎて壁の隙間を通せなかったんだよね。
最近の住宅は予めいれてあるお宅が多いと思うんで、宅内のケーブルを交換したいって時も管内を通せるので楽だと思います。
でも、ウチはどうしても入らなかったからしょうがない、線だけ直接通しました。先にビニール紐を通してそれにケーブルをくくりつけて引張って通すんだけど、ビニール紐に付けたおもりが引っかかって、なかなか下に落ちてこなくて、んで、下から手を突っ込んで、ビニ紐を探り探り、やっとのこと捕まえて引き寄せたっていう経緯があって、
一言でいうと大変でした。
壁の穴も最初は小さい穴だったんだけど、四苦八苦した結果、どんどん広がっていったものです。それにしても無事に通って良かったよぅ。
けっこう長くなっちゃったんで、この後の作業は次回。柱の塗装からやっていきましょう。壁は苦戦しそうだけど、うまいこと仕上げていきたいな。
じゃあ、今日はこのへんで。
読んでくれてありがとう。
つづく
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