034キッチンパネルをDIYで施工する。使うコーキング剤の種類と道具について

キッチンの壁にキッチンパネルを貼っていこうと思います。ガスコンロの付近なので耐火性のある材質が良くて、ステンレスにするかタイルかにするか考えましたが、やっぱりキッチンパネルですよね。
前回はシステムキッチンに水栓と排水管、ガスコンロにガス管接続をして、とりあえず使えるキッチンとなりました。
前回#033↓↓
前回はワンレバーの混合水栓付けましたけど、使いやすいですね↓↓

蛇口の先をシャワーに付け替えましたが好評です。
よいよい
キッチンパネルを準備する
さて、では今回はキッチンパネルをガスコンロの側面の壁に貼っていこうと思います。
ガスコンロの壁↓↓

まだ石膏ボードの下地のままです。石膏ボードも不燃材です。でも油汚れには無力ですから。ちなみに、キッチンの仕上げ材は燃えにくい材質を使えって建築基準法でも決まってます。
キッチンパネルを貼る前に、このままだとやりにくいので、上に付いているレンジフードは一旦取り外しましょう。
じゃあ、ちょっとキッチンパネル買ってきます。材質や柄もいろいろあるけど、メラミン化粧板かホーローのどちらかにしますかね。どちらも耐久性、耐火性、耐水性は十分あるので、好みかな?ホーローの方が高級感はあるかもしれないけど。
まあボクは、そんなにこだわりは無いので、安い方でいいかな。それだとメラミン化粧板の方で、価格はサブロクで7000円、サンパチで9000円くらい。まあまあ値が張りますね。ホーローよりは安いけど。
ガスコンロのある2面だけに貼るんですが、サンパチにしないと寸法が足りなさそう。
サブロク:3尺✕6尺
→909mm✕1818mmの大きさ
サンパチ:3尺✕8尺
→909mm✕2424mmの大きさ
キッチンパネルの加工
さて、買ってきました。キッチンパネルです。

光の加減で青っぽく見えますが、白いパネルです。
このキッチンパネルを壁のサイズに合わせて切っていきます。丸のこでも切れますが、粉塵が鬼のように舞います。木板の比じゃないくらい細かい粉が舞い散るので、切るときは場所を選びます。
ボクは粉に耐えられる気がしなかったので、プラスチックカッターで切りました。

切り粉も粉の粒子がすごく細かいのでにフッと息をかけてみるとブウゥワァァッって舞います。
ゴホッゴホッ
(′>Д<)3・。・
切った後の角はバリが立っているので、カンナかヤスリで平らに均しておきます。
キッチンパネルを壁に施工する
壁には強力ボンドで貼り付けていきます。キッチンパネル専用のボンドが売ってます。
これはコーキングのガンで打ち出す用のパッケージですが、そのまま絞り出せるタイプもあります。でもどうせ仕上げにシリコンコーキングを使うので、ガンタイプで良いと思います。
コーキングガンにセットした状態↓↓

上の画像でいまセットされているのは、シリコンです。
じゃあ、キッチンパネルにボンドを塗ります。

周りには両面テープを貼って、隙間にキッチンパネル用ボンドをうねうね絞り出していきます。両面テープはボンドが乾くまでの間に壁に保持するために必要です。
建築用の強めの両面テープがいいです↓↓
じゃあ壁にビシッと貼ります。

落ちてこないように、しばし押さえておきます。うん。いいですね。
パネル同士の継ぎ目はジョイナーっていう部材を使ってもいいですし、コーキングで仕上げてもいいです。
見切り用、継ぎ用など形状や色も多様です。
目地をコーキングで処理する
ボクはシリコンコーキングで仕上げていきます。昔サッシ屋さんでバイトしていた時にやっていたので、腕に覚えがあります。
ちょっとだけですが
溝を塞ぎたいスキマの両サイドにマスキングテープで養生してコーキングを打って、最後にヘラでなでて仕上げます。ヘラは専用品も売ってますが、100均のバターナイフで十分です。

ギザギザが無いツルッとしたナイフを使います。
使うコーキング材は、いろいろ種類あるんですが屋内につかうものは基本的にシリコーン(シリコン)を使います。多分一番安いモノを選べば間違いないと思います。
価格割増しの防カビ剤入りとかもありますが、あまり性能は変わらない気がします。それよりも日頃の手入れが大事ですよね。
他の種類のコーキング材は変性シリコーンやウレタンなどもありますが、屋外用で塗装が必要だったりと用途が違います。高いほうが良いというわけではないのでご注意を。
コーキングの使い方はまずキャップを外して内蓋を破ってからキャップを付けます。その後、キャップの先端をカットします。
その時に、先端をまっすぐ切るよりも斜めに切ったほうが施工しやすいです。

マスキングテープで目地の両サイドを養生して、コーキングを打って、ヘラを使ってなでました。
キッチン奥の下隅↓↓

縦のラインの左側ですが、テープを剥がした後にちょっとコーキングが残ってしまいました。ですが、まあご愛嬌です。乾く前なら拭き取れますし、乾いてからでもウエスで強く拭き取るか、カッターなどで取り除けるので、大きな問題はありません。
パネルの継ぎ目↓↓

一通りコーキングを打って、ヘラでなでました。後は、マスキングテープを剥がして、はみ出たところはキレイに拭き取ればOKです。
この工程で大事なのは、コーキングが乾ききらないうちに”ヘラなで”と”テープはがし”をやってしまうことです。乾いてしまうと、コーキングがゴムみたいに固まるので、テープがうまくはがせなくなっちゃいます。
最初はヘラでなでる時にボコボコになったりして、綺麗に処理するのが、難しいんですよね。手直しをすればするほど、どんどん汚くなってしまって、、、
ア”ア”ア”ァァァ
ってなります。
そんな時は、指をちょっと濡らして撫でたら綺麗になります。指でやるときは爪が長いと引っかかるので切ってから。指の太さにもよるけど、薬指だとやりやすいです。なので、お試しあれ。
コーキングが終わったらパネル表面に貼ってあるビニールを剥がします。
びやぁ~~~~っと
ん”~ギモぢイぃぃぃぃ
・・・( ゚д゚)ハッ!
取り乱しました。
ということで完成です↓↓

う、、美しい(//∀//)
綺麗に仕上がりました。ツルツルでピカンですね。掃除もやりやすいと思います♪
今回は、このくらいにしましょう。
このシステムキッチンにはライトが付いてなかったので、次回はキッチンライトを買ってきて取り付けましょう。配線があるからちょっとだけ面倒かな?
じゃあ、また次回で。
つづく
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