040セルフリノベーションで6畳洋室を美装する。壁紙貼替え編

洋室の美装を進めています。古い壁紙やカーペットを剥がして、新しく壁紙とクッションフロア貼り替えやってキレイにしていきます。
今、リフォーム作業している部屋は3Fの6畳洋室です。
3Fの間取り↓↓

前回で、古いカーペットや壁紙を剥がして木の部分にはオイルステインで塗装しました。
前回#039↓↓
現在の洋室のリフォームのプラント進捗です。
[済]カーペットを剥がす
[済]壁紙を剥がす
[済]窓枠など木部を塗装する
・壁紙を貼る(天井・壁)
・クッションフロアを張る
残りは貼りもので仕上げていくだけだので、バビッとキレイにしていきましょう。
壁紙貼り替え開始
こちらはリフォーム前↓↓

現状の部屋の様子です。くすんだ天井と個性的な壁紙は明るい白に貼替えて、薄汚れた床のカーペットはクッションフロアに貼替えていきましょう!
前回で壁紙、カーペットを剥がして木部を塗装した状態↓↓

壁紙のりの準備
早速、壁紙を貼っていこうと思うのですが、”天井”と”壁”のどちらから貼りましょうか?
壁・・・イヤ、天井が先!
そうですね。天井ですね。高い部分から作業していった方が効率が良いと思います。天井に壁紙を貼るときに、ノリが壁とか周囲にどうしても付いちゃいますし。
付いたノリはきれいな濡れ雑巾とかスポンジで拭き取らないと、後で黄色っぽく変色したりするので厄介です。
壁紙については、リビング・ダイニング・キッチンの壁を貼った時にも詳しく書いてますので、興味あればそちらもどうぞ
#031 DIYで壁紙を貼るために必要なものと手順を徹底解説↓↓
じゃあ早速、糊を用意します↓↓

糊はアミノールを使います。一番大きいのが箱入りで18kgあって、5kgとか350gとか少量のタイプもあるので壁の面積に応じてどうぞ。
このアミノールは水で薄めて使うタイプです。ですが、他にも、ちょうど良い濃度に薄めてあって、すぐに塗れる糊も売ってます。
アミノールは18kgもあれば、幅約900mm✕100m巻きの壁紙を貼れるくらいたっぷり入ってます。水の調合や施工時間にもよりますけど。
それでは濃度をあわせていきます。
バケツに適量いれる↓↓

水の割合はパッケージに書いてあります。糊:水を10:7の割合と書いてあったのでそのとおりに混ぜます。ただし一度に水を入れちゃうとうまく混ざらなくてダマになってしまうので、ちょっとずつ水を入れます。そう、ホットケーキを作るときのように。
ホットケーキは牛乳では?
細かいこと言うなし!
ん、ゴホン。
さて、混ぜるのに、この程度の量であれば泡立て器で十分混ざります。逆に混ぜる道具がなかったら一生混ざりません!
最初、よくわからずに細い角材でかき回してましたが、30分混ぜ続けてもダマが無くなる気配はなく、諦めました。で、急いで泡立て器を買いに行きましたので。
泡立て器を使えば1分でいけました!
もし大量に糊を作るならハンドミキサーか撹拌機があればラクチンです。
さてダマが無くなりいい感じで混ざりました↓↓

よぉーし、糊の準備OKです。
壁紙に糊を塗る
広い部屋で壁紙を広げていきます↓↓

糊を塗っていると間違いなくはみ出すので、床が汚れないようにビニールを先に敷いておきます。ビニールはマスカーが便利で良いと思います。
マスカーというのは養生テープと折りたたんだビニールシートがくっついているもので、広い範囲を養生するのに便利です。
折りたたまれているビニールシートの幅は何種類かラインナップがあります。ざっと、コレくらいのビニール幅の種類があるので保護したい範囲に合わせて選ぶと良いです。
幅300mm / 550mm / 1100mm / 1800mm / 2100mm / 2700mm
施工する予定の壁紙は先に切って何枚か重ねてから塗り始めると効率が良いです。糊がはみ出しても下の壁紙が受けてくれるので、広く汚れることはないです。

壁紙は大きいので、刷毛だといつまで経っても終わらないので、ローラーバケで壁紙の上に糊を塗り広げます。ケチらずにたっぷり塗ります。
ローラーバケ↓↓
紙に糊を塗ったら、畳んで5~10分くらいなじませると良いです。壁紙は、あくまで『紙』ですから多少水分を吸ってふやけます。
糊面を合わせて蛇腹に畳み、ビニールで包んでおくと、糊の乾燥を防げます。

天井に壁紙を貼る
施工前の天井です。黒ずんで汚いです。天井の材はケイカル板?だと思います。

模様の凹凸がわずかにありますが、そのまま上から貼っても大丈夫でしょう。電灯は邪魔なので外しておきます。
では、糊を塗って準備ができた壁紙を天井に貼っていきます。天井を押さえながら移動するので、脚立と足場板がないとしんどいですよ。

上を向いて壁紙を押さえながら進んでいくので、落ちないよう足元に気をつけて。
それでは、地ベラと撫で刷毛とカッターを腰袋に入れていざ!

貼ったと思った壁紙が、自重と地球の重力でファサッと剥がれ落ちてくるので、急いで撫で刷毛で広い面を貼り付けて落ちてこないようにします。
気をつけなきゃいけないのは貼り出しの角度です。壁と平行に貼っていかなきゃいけないんですが、少し曲がっていると、だんだんズレてきて、貼り終わりのあたりではスキマが空いてしまって
あ”ー貼り直しじゃん(T_T)
ってなります。
そして貼り直すために一度剥がしていくと天井全体の壁紙がビラーンって全部落ちてきて、
ムキー(# ゚Д゚)
ってなります。
しょうがなく、もう一回貼り直しますが、糊は半分乾いてきて付きにくくなるし、あげっぱなしの腕はだるくなるし、上を見っぱなしで首も痛くなってきます。
急いで貼ろうとして撫で刷毛でシャーっと壁紙をこすりつける時に勢い余って壁紙をビリってやっちまったらもうゲンナリです。
(まあ多少の”ビリッと”はその後うまく貼って、ローラーで馴染ませればごまかせますけど。)
一人でも腕があれば貼れると思いますが、二人いた方がラクに貼れます。
手伝うよー
なんとか撫で刷毛で中心から外に向かって空気を抜きながら壁紙全体が天井に付けば一安心。もう落ちてくることはないです。あとは角の余り部分を地ベラで押さえながら、小刃のカッターでカットしていきます。カッターの刃はちょっとでも切れなくなると壁紙を引っ張っちゃって切り口がズタズタになってしまいます。
刃の切れ味を保つためにポキポキ刃を折りながら壁紙の端部処理をするんですが、地ベラにカッターを当てて折ろうとすると両手とも壁から手が離れちゃいます。カッターはなるべく一筆で壁から手を離さないで切ったほうが切り口がキレイになるんです。カッターを離す場合は、地ベラでカットラインを押さえたままで。
だから地ベラで壁を押さえたままカッターを持った片手だけで刃を折ることができると便利です。それには、以前の壁紙回でも紹介した、エッジブレーカーです。
これを腰袋かベルトに装着しておけば、片手で刃が折れるし、折った刃も散らからずに袋に勝手に入るので、終わった後の掃除も楽ちんです。
これは買ってよかったヤツです。
ちなみに、天井とか広い面を貼るときは1枚では幅が足りないので、何列か重ねていきますが、合わせ目を目立たなくするために、ローラーは必須です。
ローラーは壁紙以外にも使うことが多いので、あると便利なヤツです。
苦労の末、天井の壁紙貼り完了です↓↓

まあまあキレイに貼れました。
壁に壁紙を貼る
では、このまま壁にも壁紙を貼っていきます。
Before↓↓

壁に塗料がビシャアなってますけど、これは壁紙で隠れるヤツです。
手順は天井とほぼ同じ。剥がれ落ちてきにくい分、壁のほうがかなり貼りやすいです。これは一人でも大丈夫☆
二部屋以上貼ったので手慣れたものです↓↓

後は貼って撫でて切って拭くだけの繰り返しです。
天井と壁完了↓↓

壁のビシャアは無事に隠れました。
エアコンと窓側↓↓

エアコンは外さずに貼ったので、周りの細かいスキマに小さく切った壁紙を貼るのが面倒だったけどもうまいこといきました。
では、今日はここまで。次回はクッションフロアを貼ってこの部屋は完了です!
つづく
すごい。
実はプロの方ですか?
一気に読ませていただきました。
すこしづつ出来上がっていく様子が、楽しみです。
10年以上前に自宅を新築した時は、ハウスメーカー任せだったので、リフォームするときは参考にさせていただきます。
続きも楽しみにしています。
管理人のuniです。
コメントありがとうございます。
元々日曜大工は好きですが、素人さんです。
プロ?(∀`*ゞ)エヘヘ
若かりし頃にガラス屋さんでバイトしたことはありますけどね。
だからコーキングとか、板ガラスを切ったりとかはできます。
☆・:゚*オォヾ(o´∀`o)ノォオ*゚:・☆
大工仕事や内装の仕事は経験がなかったので、google先生によくお世話になりました。
よーぉく見るとアラがわかってしまうのはここだけの話です。
(/ω\)
ちょっとペースは遅いですが、確実に更新しますので、気長にお待ちくだされぃ。