047砂壁にクロス張りをDIYリフォーム。和室が洋室の雰囲気に一変!

戸建てのセルフリフォーム中。和室の大部屋を和室にリノベーションしてる途中です。今回はクロスを壁と天井に貼っていく予定。和風のイメージがどんな感じに変わっていくか楽しみです。
和室の大部屋を洋室にする計画です。
- 【#045済】畳を剥がし、床の下地を作る
- 【#046済】壁の木部を塗装する
- 壁にクロスを貼り洋室風にする
- 天井にクロスを貼り洋室風にする
- 床にクッションフロアを貼り洋室風にする
- 押入れをクローゼットにする
- 障子を手直し、改造する
前回の#046の記事で和室の壁の木部塗装が終わってます。では、いってみましょう。
現況確認
こちらが前回の記事で木部を青で塗装し終わったところです↓↓↓
塗装は下地を整えて、キレイに掃除してから青の水性塗料で2度塗りしました。塗装後に表面のヤスリがけや最後のニス塗り作業をすると、肌触りが良く、ツヤも出るんですけどボクは省略してます。
どうせ子供が暴れまわるので。どうせ傷ついたり塗装は剥がれてくるだろうとすでに諦めています。笑
数年経ってどうしても見るに耐えないくらい汚くなったら、また改めて塗り直せばいいかなと。その方が余計な気を使わなくていいですしね。
じゃあ、さっそく作業にはいりましょう!
砂壁に壁紙を貼るための下地づくり
- 【前回済】リフォーム前の和室の状態と現況確認、片付け
- 【前回済】部屋内の木部や柱を塗装
- 【今ココ】砂壁に下地をつくる
- 砂壁にクロスを貼る
- 天井にクロスを貼る
- 床にクッションフロアを貼る
木部がキレイな青に染まったところで、壁と天井の作業にはいります。どちらも白の壁紙を貼る予定です。
ですが、壁の下地は砂壁。年数が経過しているので、劣化してます。そっと壁を手でなでると、ぼろぼろと砂が落ちる状態です。このままだと壁紙を貼っても砂と一緒に剥がれ落ちてしまうので、まずは壁の下地を固めます。
壁の下地作りは、いろいろ方法があって、本当にきれいに洋室にするなら内壁を張って段差のない平らな大壁に仕上げたほうがスッキリします。
【真壁を活かす場合】
- 木部を塗装
- 壁の下地を固める
- 壁紙を貼る
【大壁にリフォームする場合】
- 壁の木部の上から胴縁を打ち付ける
- 石膏ボードを壁面に打ち付ける
- 石膏ボードのビスや段差をパテ埋め
- 壁紙を貼る
【参考画像】胴縁を打ちつけた様子↓↓↓
この上から石膏ボードを張る
大壁化のメリット
- 壁が真っ平らなのでスッキリきれいに見える
- 壁が2重になるので、防音や断熱の効果が増える
大壁化のデメリット
- 胴縁と石膏ボードの分だけ壁が部屋の内側にせり出すので、部屋の面積が狭くなる
- 材料費が増える
- 工程が増える
- 角部やサッシ周りなどキレイに処理する必要がある
まとめるとこんなところです。大壁にするのはちょっとめんどくさいので、作業的にも簡単な真壁のままで洋室風を目指します。
最初からそのつもりだったので、木部を先に塗装したわけですが。
というわけで早速、作業開始。壁紙を貼るために砂壁の下地を固めましょう。
シーラーを準備します↓↓↓
砂壁や繊維壁など、ボロボロと素材が剥がれやすい壁に塗ってあげれば、固まってくれます。そうすれば壁紙が貼れるようになります。
年数が経って砂壁から砂がボロボロ落ちて掃除が大変なのよねーっていう方にもシーラーを塗れば固まりますが、壁の色が変わっちゃうケースもあるので注意してください。(後述します)
壁面は広いのでローラーを使って塗ります↓↓↓
シーラーは粘度がなくシャバシャバでローラーによく染み込みます。ローラーに液を吸わせすぎると壁に塗る時にボタボタ下に垂れるので、ほどよく水気を切りながらやります。壁一面にシーラーを塗って乾いたら砂壁が固まってボロボロ落ちてこなくなります。固まりが不十分なら2度塗りしますが、今回は1回で済ませました。
じゃあ、次!
砂壁に壁紙を貼る<実践>
壁紙を貼るための材料、道具を用意します。
【糊付け作業】
- 壁紙
- 壁紙のり
- バケツ
- 泡立て器
- ローラー
- 養生用ビニールシート
【貼り作業】
- 撫で刷毛
- 地ベラ
- カッター
- ぞうきん
- ジョイントコーク
もし、最初から糊がついている壁紙を使う場合は、前半の【糊付け作業】の道具は省略できます。
あと、忘れがちなのが貼り作業時のぞうきんです。どうしても貼っているときに周りに糊がつくので、固く絞ったぞうきんで都度拭き取ります。糊をそのままにしておくと、年数の経過で黄色っぽく変色してきたりして見栄えが汚くなるので注意です。なので、すぐに使えるように常に手の届くところに用意しおてきます。
それでは作業開始です。
壁紙のりは「アミノール」を使います↓↓↓
バケツにのりを適量取り出したら、説明通りに水で希釈します。
体重計で分量を測ってます↓↓↓
のりがはみ出しても大丈夫なように、一番下にビニールシートを敷いておきます。その部屋で使う枚数分の壁紙を最初にカットしておきます。必要寸法プラス5cmくらいの大きさで大丈夫です。カットしたら重ねて広げておきます。
壁紙カット↓↓↓
あらかじめ壁紙をカットして重ねておくのは、のりを塗る時にはみ出しても下の壁紙で受けてもらえるようにです。
水で溶いた壁紙のりをローラーで塗り拡げます↓↓↓
壁紙はのりの水分を含んで少し膨張するので5分ほどなじませます。一度に複数枚をのり付けする場合は特にビニールなどでくるんでおくと乾燥しにくいです。
ビニールで養生↓↓↓
じゃあ、早速貼っていきます!
壁はシーラーで固めたとはいえ、貼り始めは”付き”はあまり良くない感じもしました。ですが、全面に貼ってしまえば壁紙の重量を分散して支えてくれるので剥がれもなく問題なさそうです。
ちなみに左奥側の砂壁が白っぽくなっています。これはシーラーが余ったので2度塗りしたんですが、塗りすぎたせいで乾いたら白くなっちゃいました。
上から壁紙を貼るんで問題ないんですけど、砂壁のボロボロを固めるためだけにシーラーを塗布したいっていう場合は注意ですね。
左奥の砂壁が白くなった↓↓↓
壁紙が剥がれるとしたら角部からなので、ジョイントコークを隅に沿って施工してあげましょう。
剥がれ防止にもなるし、見栄えもよくなります↓↓↓
エアコンは、、、外さずに、そのまま貼ろうと思います。ですが、細かいところがちょっとめんどくさいですけどね。
エアコン周り↓↓↓
たまに、ボーヤが遊びに来ます↓↓↓
ふう。よし、貼り終わりましたよ!
これで木部の塗装と壁紙まで完了です。
白壁に青枠は悪くないですね!
よしっ、次!
天井に壁紙を貼る
次は、天井なんですが、一般的に和室の天井って平面じゃないケースが多いです。和室の天井はいろんな化粧というか細工がされていますよね。
ちょっとググってみましたが、和室にまっ平らな天井っていうのはあまり無いようです↓↓↓
ウチもこんな感じで天井に溝が何本も通っています↓↓↓
ちゃんとやるなら、溝を埋めて平らにしてから壁紙を貼るべきなんでしょうけど、、、そのままやっちゃいます。まあ大丈夫でしょう。
じゃあ、早速貼っていきます。
天井のクロス貼りはもう3部屋目なので慣れたもの!
のりが付いた壁紙の端を天井の隅に合わせて撫で刷毛でこすりつけながら少しずつ、かつ迅速に、スピーディーに、すばやく貼っていきます。早く貼って接着面積を稼いでやらないと、壁紙が自重で落ちてきちゃいますから。
かと言って、雑にやってしまうと空気が入り込んだり、勢い余ってたるんだ壁紙をビリッって破いちゃうので丁寧にすばやくです!
角部を抑える時にビリッとなりやすいので注意です!(2回やらかしました)
ふぅ・・・やっぱりしんどいですね。腕をずっと上げながら天井に貼っていると、二の腕と肩周りがだるくなってきます。
ですが、なんとか貼れましたよ!
ジャーン!
ジャジャーン!
ジャジャジャジャーン!!
これで、壁と天井がきれいになりました。天井の照明はシーリングライトでも付けておきましょう。
シーリングライト↓↓↓
よし、残るは床ですね。床は次回の記事でやります。床の下地はもうできているので、クッションフロアをビシッと貼ってしまいましょう。
それでは、また別の記事でお会いしましょう。
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