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DIYで家具製作!大容量下駄箱収納を自作する

DIYで家具製作!大容量下駄箱収納を自作する

回は下駄箱を作ります。この家は、中古で買ったので、最初から据え置きの下駄箱があったんですが、小さくて収納力が少ないっていうのと、見た目がちょっと古めかしい。

じゃあ、自分で作るわってことでやっていきます。



現状の下駄箱


まずは、入居時に元々あった下駄箱を紹介します↓↓


玄関のすぐ右手にあります。まあ、設置場所に関しては言うことはないです。こちらの下駄箱は玄関のタタキのスペースよりも幅広なのでつっかえ棒で支えていました。


引き違いの扉で棚は5段。左側に縦長の開き扉があり、ブーツなど少しは入りますが、正直これだけだと収納力が足りないです。


そういうわけで、この下駄箱は撤去します。ですが、捨てるのももったいない気がするので、1F倉庫に置いて工具の収納棚として利用しようかと考えてます。


では旧下駄箱の処遇も決まったところで、新しくおっきいやつを作っていきましょう!



下駄箱の構想設計


では、まずどれくらいの大きさが必要かなど、形を考えます。

入れるのは靴の他になにかある?

うーん、傘とかコートは?



そうですね、玄関周りで必要なものは全部入れられるようにしたらいいですね。下駄箱上はデッドスペースなので、この際だから天井まで伸ばしますか。


たたき台はこんな感じかな↓↓



左上にコートを掛けるスペースを作って、下には傘もちゃんと入るようにしますか。右上が凹んでいるのは、ブレーカーがここにあって邪魔なんですよね。で、避けたほうがいいかなと思って。

そうね、いいんじゃない?



でも、提案したあとでなんだが、ブレーカーのとこやっぱり変えようかな・・・とりあえず寸法を決めて形状を詰めていきますか。



こんな感じかな。

コートを掛けるところはオープンにして左側からアクセスできるようにした。そのほうが使いやすいし、開けておくと湿気もこもらないからいいよね。


あとは観音開きの扉が3箇所。黒塗りのところはオープンにしてなんかオブジェでも飾ったり、鍵を置いたりしようと思う。


右上のブレーカーがあるところは、迷ったけど、すっぽり収納の中に入れちゃおうかなって思います。そのほうが見栄え良いしね。


じゃあ、早速作っていくぜ☆


材料の準備と加工


下駄箱も材料の板は、ダイニングの壁面収納を作ったときと同じようにフラッシュ板を作って組み合わせていきたいと思います。


フラッシュ板は芯材で枠を作って両面にベニヤ板を貼り板にしていく工法です。



芯材に使う木は15mm厚のラワンランバーを幅50mmに切って使います。両面に貼る突板は2.5mm厚のラワンベニヤを使います。


作り方の詳細は、前々回の壁面収納の製作<1>で説明したので、割愛します。興味あればどうぞ↓↓



フラッシュ板の利点の一つは表面の化粧しだいで好きな見た目の板に化けることができる点です。

まあ、それはフラッシュに限りませんが、わざわざ無垢板にシートを貼る人はいないでしょうし。


そんなわけで、ダイニングの壁面収納には真っ白のカッティングシートを使いましたが、下駄箱収納には明るめの木目調のカッティングシートを調達しました。

チェリーウッドってやつを採用します。



カッティングシートは塩ビシートにいろんなデザインをプリントしているので、カラーも模様もお好みで選べるのが良いです。




ただ、施工性や耐久性を重視するならダイノックシートやオレフィンシートの方が品質は上です。その分、価格も乗ってきますが。




さて、フラッシュ板の制作過程です。前回作ったダイニングの壁面収納に比べると、1枚1枚の板が大きいです。なので作業も大掛かりになってきます。



ボンドで接着されるまでの間、しっかり板を押さえておかないと接着不良になったり反ったりします。なので塗料の缶などをかき集めて”重し”にしました。

後から隠すなり、カットして取り除くなりの工夫をするならタッカーや隠し釘を押さえに使ってもいいと思います。


トリマーで木口をキレイにカットしてフラッシュ板を仕上げたら



完成した板の表面ををヤスリで軽くならしてカッティングシート貼っていきます。



下地がボコボコだと、表面にもボコボコ浮いてきます。なので、貼る前にはホウキでカスを落として、固く絞った雑巾で拭き取ります。

ただ、木の表面は湿らすと毛羽立つことがあるので注意が必要ですが。


カッティングシートは基本的に貼り直しができません。剥がす際にシートに力を入れると部分的に伸びてしまうし、接着面に木くずが付いたりしてキレイに仕上がりません。


なので、慎重かつ丁寧で迅速な作業で貼ります。


ばっちりキレイです




下駄箱を組み立て完成


板の準備ができたら、組み立てていきましょう。


注意点としては、

フラッシュ板の作成時の注意点
・ビスを打つ箇所には板の中に予め芯材を入れておく

・高さ可変棚を作る際は、アルミダボの受けレールを付けておく
(溝はトリマーで加工)
その際は、穴の高さが揃うように気をつける。

・扉にスライド丁番をつける際は、取り付け用の穴を開けておく



なので、設計と図面は大事です。


完成イメージ↓↓



ということで、設計図通りにビス止めで組んで行きます。


組み立ての注意点としては、

棚を組み立てる時の注意点
・板が割れないようにビスを打つ箇所に下穴を開ける
(特に木口)

・下穴はできる限りまっすぐ
(斜めになっていると途中から飛べて出てくる)

・箱の四隅が直角になるように筋交いか裏板を必ずつける
(四角く外枠を組むだけでは横方向の力に弱い)





というわけで完成↓↓



どうですか?なかなかいいでしょ?

正面からだと画角に収まりきらないので斜め下からのショットです。


ブレーカーがあった右上部分は計画通り収納を上まで伸ばして内部に入れてしまいました。裏板はベニヤで、ブレーカーのところを四角に切り抜いて逃しています。


右上部↓↓



中央に見えるスイッチパネルがブレーカーです。ブレーカーが落ちた時などに操作できるようにモノを入れすぎずに空間を開けておかないといけないですけどね。


右中部の飾り棚↓↓


子供の工作など置いてみました。オシャレな小物を飾ったり、鍵置き場にしたり工夫する余地がある場所です。


右下部↓↓



高さは自由に変えることができる棚です。長靴やブーツなども入ります。



スライド丁番↓↓



スライド丁番を使うと、扉を閉めた時におさまりが良いので重宝します。施工は慣れないとちょっと面倒ですけどね。

棚受け用のレールも、そのまま付けようとすると出っ張るので、トリマーで溝を掘って埋めてあげます。四隅に取り付けるそれぞれのレールの穴の高さが合うように注意が必要です。



左下部↓↓



左側にはハンガーパイプを通したので、ハンガーにかけたまま収納できます。高さを低くしたので子供用です。パイプの取り付けでビス止めをするので、下地の芯材を予め入れています。



パイプの取り付け↓↓



右側の傘が入っているスペースは縦長にとってあります。傘は玄関に出しっぱなしだと、ごちゃごちゃするので中にしまえるとスマートですよね。もちろん乾いてからしまいます。



傘をかけたまま引き出せるようにスライドレールを使って工夫してみました。



スライドレールは引き出し用で使われることが多いと思いますが、幅と厚みがあるタイプだと強度もあるので、いろんなところに結構使えます。




そして、左上部↓↓


入り口から見えない側を開放にしてあります。

ここにもハンガーパイプを取り付けています。高さがあるので、大人用のアウターなどをハンガーにかけたまま収納できます。

扉がないので、取り出しやすいです。


以上、いかがでしたでしょうか。



構成パーツ自体は大きいものの、基本的に箱物を組み立てるだけという構造でシンプルなので、板が寸法通りにできていれば、それなりにキレイに作ることができました。


前回と前々回のダイニング壁面収納の方が小さなパーツが多く、合わせ面がずれないように施工するのが大変でしたね。壁面収納の方は引き出しもありましたし。


さて、家具製作も順調に楽しく進んでいます。次に作る予定の大物家具は洗濯機収納を予定しています。


どんな形か予想できますか?


次回の記事で紹介します。これが終われば、とりあえず一段落なので作業部屋をきれいな部屋にするため室内リフォームにとりかかれるかな。。。


では次の記事で、またお会いしましょう。